今回は『PYKES PEAK X20(パイクスピーク)』というe-bikeについて紹介していきたいと思います。
記事を読むのが面倒な方は動画でも実走、解説しているので、ご覧ください。
動画内では3000円オフの限定クーポン情報も紹介しています。
Contents
販売会社概要
PYKES PEAKは普段、ゴルフ・アウトドア・フィットネス用品を販売しているブランドで、もともとは自転車専門の会社ではありません。
しかし、そんなPYKES PEAKが今回、『PYKES PEAK X20』の販売を始めるにあたり、Amazonでその予約を開始したところ、『電動アシスト部門 ベストセラー』そして更にはRakutenにおいても『デイリーランキング1位』を獲得しました。
つまりかなり売れ行きの良いe-bikeということですね。
そして今回はこのPYKES PEAK X20をありがたくもレビュー用にお貸し頂きましたので、その装備、仕様について詳しく見ていきたいと思います。
PYKES PEAK X20(パイクスピークX20)
これがX20の全体像です。見ての通り小径車の折り畳み自転車であり、かつ電動アシスト機能が搭載されているという仕様になっています。
次に細かい部分の仕様を見ていきます。
PYKES PEAK X20の特徴
- ハンドル周り・装備品
- ブレーキ
- 変速機
- バッテリー・アシスト可能距離
- 重量
- カラー
- 価格
PYKES PEAK X20 | |
ハンドル周り・装備 | カラー液晶モニター等 |
ブレーキ | 前後機械式ディスクブレーキ |
変速機 | SHIMANO外装6段 |
バッテリー・アシスト走行距離 | 最長80㎞ |
重量 | 21.6㎏(バッテリー含む) |
カラー | 5パターン |
価格 | 129,800円~ |
ハンドル周り・装備品
カラーディスプレイ搭載
この価格帯には珍しく、カラーディスプレイが搭載されており、視認性良好です。
速度、走行距離、バッテリー残量、アシストパワーの設定が表示されます。
また、真ん中の設定ボタンからは、このように画面の明るさ、AUTO電源オフまでの時間、そしてパスワード等が設定できます。
設定でパスワードをオンにすると、一度電源を切って再始動する際に当該番号を入力しないと起動できないようになります。
割と興味深い機能ですが、正直結構手間がかかるのであまり使わないかもしれません。
バッテリー給電式ライト
ディスプレイの一番上のボタンを長押しすることでライトの点灯が可能です。
ちなみに、リアライトも付属しています。しかしこれはバッテリー給電ではなく、電池式ですので使用者が必要なときにリアライト後ろのスイッチを入れて使用します。
フェンダー装備
前後輪ともに泥除けが装備されています。これは街乗りでの不意の雨などの際に安心ですし、はじめから付属しているのはありがたいです。
簡易ポンプ付属
これも少し面白いのですが、実はこの簡易ポンプ、シートポストを引き抜くと、そのシートポスト内部に収納されています。しかし、いちいち引き抜くことは面倒ですので、本当にお守り代わりといった感覚です。
スタンド装備
ちょうどクランクの下、車体中央部分にスタンドが装備されています。
街乗りなら、買い物等ちょこちょこと駐輪する場面もあるので、スタンド装備は大切です。
ブレーキ
前後機械式ディスクブレーキ
メーカーはおそらく中国製ですが、前後ともにディスクブレーキを搭載しています。
同価格帯のキャリパーブレーキに比べるとかなり効きもよく、その重さ故に慣性が強く働くe-bikeにおいて安心感があります。
変速
SHIMANO外装6段
パーツのグレードとしてはさほどよいものではないですが、しかしシマノを使用しているというのはありがたいです。変速性能も良好でした。
スプロケットの歯数は14-16-18-21-24-28Tの6段構成で、標準的かつ平坦から坂道まで広く対応できるものです。
アシスト走行距離
最大80㎞のアシスト走行
このように車体横の小さなカバーをめくり、そこにプラグを差し込んで充電します。
この部分にバッテリーが内臓されており、取り外してバッテリーのみ室内保管や、取り外したバッテリーを単体で充電することも可能です。
バッテリー自体は360Whと大容量であり、走行距離的にも街乗りや通勤通学といった用途においては十分だと思います。
バッテリー本体は折りたたんだ際の今、指を指している部分に内臓されており、専用のカギを差し込むことで、抜き取ることが可能です。
ちなみに2022年2月中に予備バッテリーの販売も予定されているとのことです。
2022/05/12追記
公式サイトにて販売開始されました(価格34,800円 税込)
アシストは3段階
アシストは、強・中・ECOモードの三段階があり、平坦であればおおよそ時速18~20㎞程度を楽に維持できます。
グイっと押されるというよりかは、緩やかにじわっと押してくるという感覚です。
しかし、決して力が弱いことはなく、動画内では、そこそこの坂道で友人(ロード)と登り坂勝負もしてみたのですが、平坦と変わらない程度の感覚で危なげなく登りきることができました。
この価格帯のアシスト力としてはかなり良好な感触でした。
重量
21.6㎏(バッテリー含む)
e-bikeとしては標準的か、やや軽めといったところでしょうか。
持ち運びは厳しいですが、車に積み込んだり電車に乗せるといった程度であれば問題なく行えます。
カラー
5種類のカラーバリエーション
現在5つのカラー、マットホワイト・マットオリーブ・マットブラック・マットオレンジ・マットシャンパンローズが用意されています。
私が実際に試乗用に送っていただいたものはマットホワイトだったのですが、シックな風合いで実物の色味も良かったです。
型式認定取得モデル
2023/10/22の追記になります。
PYKES PEAKさんから連絡があり全カラー型式認定を取得したそうです。
車体には型式認定番号とともにTSマークが貼付。
そして型式認定モデルのため、お近くの自転車で修理可能です。
型式認定についてのお話は下記記事にて解説しているので参考にしてください。
価格
129,800円~
現在、公式サイトや楽天では129,800円で販売されており、e-bikeとしてはかなり安価で購入しやすい金額になっていると言えます。
しかしパーツ、部品の値上がりにより今後多少価格の変更があるかもしれません。
本来の定価は『159,800円』となっており、それでも安価な部類には入るのですが、どうせなら安い今のうちに欲しいと思ってしまいますね。
そしてさらに、、、、、
今回なんと私ナオッキィによるレビュー動画をご覧になっていただいた方には、上記価格より更に3000円オフで購入できる特別クーポンを配布していただけることになりました。
動画の後半及び概要欄にもにクーポンコードをご紹介しておりますので、これを使用していただきますと、X20が126,800円で購入可能となります。是非購入を検討している方は参考にしてください。
折り畳み方法
ここで簡単にですが、X20の折り畳み方法を紹介しておきたいと思います。
①ハンドルをおりたたむ
まずハンドルを折りたたみます。ハンドルはフォーク上部にロックレバーがあるので、これを解除することで簡単に折りたたむことができます。
②フレームを折りたたむ
次に、フレームをお折りたたみます。ここも同じくトップチューブ中央にあるロックレバーを解除するだけで簡単にたたむことができます。
③サドルを下げる
ここはサドルを一番下までさげるだけです。
④ペダルを折りたたむ
最後はペダルを折りたたみます。これはやってもやらなくてもよいのですが、積み込みの際などに意外と足に当たったり、幅を取ったりするので、折りたたむことが出来るに越したことはありませんね。
一連の折り畳み動作・方法
一応これが折り畳みの一連の作業となります。一般的な折り畳み自転車と全く変わらないシンプルな仕様で、手順さえ覚えてしまえばかなり素早い折り畳みが可能です。
実際の動きは、私の動画内でも紹介していますので、より詳細な動作や方法を知りたい方は是非ご覧ください。
X20のイマイチなところ
ここまで紹介してきて、価格含め、概ねそんな悪くないよねこのバイクと言う印象なのですが、そんな中で私が気になったポイントを紹介したいと思います。
- カゴ・キャリアについて
- 鍵について
- フロントギア(チェーンリング)について
- 簡易ポンプについて
カゴ・キャリアについて
カゴ、キャリア等は付属していません
やはり通勤・通学・買い物と言ったような街乗りの用途でこのバイクの購入を検討される方が多いと思うのですが、それならばやはり荷物を積むキャリアであったり、前カゴは付属しておいてほしかったなと感じました。
しかしカゴについて、同ブランドから別途販売しておられます。
PYKES PEAK防水バスケット着脱可能 折りたたみ式という商品になります。
防水・12Lの容量・着脱はハンドルに引っ掛け、したのマジックテープで固定とのことなので着脱は容易に行うことが出来、機能的には十分普段使いに対応可能だと思います。
鍵について
鍵は付属していません
しいて言えば、上記パスワードによる防犯機能ですが、正直起動のたびにこれを打ち込むのは手間ですし、簡単な物理キーを付属しておいてくれたほうが有難いと感じました。
しかし鍵について、同ブランドから別途販売しておられます。
PYKES PEAKコンパクト折りたたみ式ブレードロックという商品なのですが、収納する際にかなりコンパクトになり、携帯性はなかなか良さそうです。
フロントギアについて
フロントギアが42Tと少し小さい
少ない漕ぎ数で走行スピードを維持しやすいように、フロントギアはもう少し大きい方がいい気がしました。
48Tくらいあったら良かったですね。
簡易ポンプについて
正直使い辛い
上記の通り、このような簡易ポンプがシートポストの中に収納されています。
しかし、正直いちいちシート引っこ抜いて使うということは通常ありえないので、本当にいざと言う時のお守り程度にとらえておくのが正解です。
最後に
今回紹介したPYKES PEAK X20はいかがだったでしょうか。
個人的には120,000円前後で購入可能なe-bikeの中では割と性能が良く、コストパフォーマンスにも優れているのではと感じました。
長い距離は乗らないけれど、旅行先にパッと車に積んでもっていって観光サイクリングがしたい。
通勤・通学・買い物など普段の街乗り用途で使いたい。
そういった方ならば必要十分な仕様だと思いますので、是非購入を検討されている方は『早めの購入』+『ナオッキィのレビュー動画限定クーポン』での購入をおすすめしたいと思います。
ということで今回の『PYKES PEAK X20』紹介を終えたいと思います。
はじめまして
動画、ブログ、楽しくとても参考にさせていただいております
あまり情報が無いので、アドバイス、評価いただけると嬉しいです
折りたたみeバイクを検討しています
VELMOの pegasus.Q2
は信頼おけるでしょうか
軽快に走れて、遠出、輪行もしてみたい
と思っています
コメントありがとうございます。
VELMOのpegasus.Q2は試乗したことはないので性能についてはわからないのですが
販売会社のアベントゥーライフ株式会社はサイクルモードにも出展しており、真面目に自転車事業に取り組んでいるようでした。
なので、信頼感でいえば他の中華系e-bike比べると高いと思っています。
中華製ディスクブレーキ、独自仕様で同社からのブレーキパッド購入が必要
通常の自転車屋さんでは対応してくれない謎仕様です
ブレーキパッドの減りもかなり早い粗悪品、数百キロ走るたびに送料1000円、自転車屋さんへの工賃数千円を支払うか自分で整備不良リスクを背負って交換しないといけません