こんな方に向けて、ロードバイクに使えるオススメのGPSトラッカーを比較してみました。
是非、購入の参考にしてください。
Contents
ロードバイクに使えるGPSトラッカー
おすすめはこの3商品です。
- AlterLock(オルターロック)
- trackimo(トラッキモ)
- GPS BoT(ジーピーエス・ボット)
通販サイトでは、安くて性能が疑わしいものが多数あったので、信頼できる上記を選ばせてもらいました。
ちなみに、
- auのあんしんGPSは新規受付終了
- SoftbankのみまもりGPSはサービス終了
しているので除外しています。
オススメなのは?
最初に結論をいいます。
おすすめは
現在販売されているGPSトラッカーの中で唯一自転車向けに発売されているものになります。
性能面、機能面、費用面すべてにおいて優秀なので、自信をもってオススメといえます。
動画でも自転車向けGPSトラッカーについて解説しています。よければご覧ください。
GPSトラッカーの選び方
自転車用GPSトラッカーを選ぶにあたって重要になってくる項目は
- 小型・軽量
- 電池の持ちがいい
- 料金が安い
といったところが重要になってきます。GPSをサドルバッグなどに仕込む場合は小型のほうがいいですし、ロードバイクの性能をいかすためにも重いものは嫌ですよね。
また、頻回に充電するのは手間なので一回の充電で長持ちするほうがいいですし、料金が安いほうがありがたいですよね。
GPSトラッカーを徹底比較
端末代金と月額通信費
価格は税抜で記載しています。
端末代金 | 月額 | 特徴 | |
AlterLock (オルターロック) |
8,241円 | 360円 | 通信費が安い 振動アラーム機能あり クーポンで3ヶ月無料 |
trackimo (トラッキモ) |
15,800円 (1年通信費込) |
916円 | 初回購入に1年分の通信費込み 過去1年間の移動履歴を データ数無制限で保存・閲覧可能 |
GPS BoT | 4,800円 | 480円 | 初期費用が安い ドコモのLTEエリアにて通信 |
端末代金+通信費の累計で比較
- 1年目は「端末代金+1年目年間通信費」
- 2年目は「1年目費用+2年目年間通信費」
- 3年目は「1年目費用+2,3年目年間通信費」
という感じに表にしています。
1年目 | 2年目 | 3年目 | |
AlterLock |
12,201円 | 16,161円 | 20,121円 |
trackimo |
15,800円 | 25,800円 | 35,800円 |
GPS BoT | 10,560円 | 16,320円 | 22,080円 |
それぞれの解説をしていきます。
AlterLock(オルターロック)
ネクストスケープという日本の会社から発売されている商品。製作者がロードバイク乗りなということもあり、自転車乗り視点のいいデバイス。
費用
初期費用 | 8,241円 |
月額使用料 | 360円 |
1年目費用 | 12,201円 |
2年目費用(通信費) | 3960円(年契約割引あり) |
費用が安いですが、性能は高いです。
面倒な契約もなく、アプリやブラウザで簡単に登録できます。
大きさ・重さ・バッテリー
大きさ | 長さ150mm x 幅47mm x 厚さ8mm |
重さ | 61g |
バッテリー | 1.5ヶ月 |
大きいように思えますが、自転車のボトルケージとダボ穴の間に設置するタイプなので気になりません。
バッテリーの持ち具合もかなりよく、充電なしで北海道一周できました。
特徴
- 振動検知アラームあり
大きな音量で威嚇できます - 1契約で3台まで使える
自転車を複数持っている人には嬉しい
振動検知アラーム機能を搭載しているGPSトラッカーはなかなかありません。盗難だけでなくいたずら防止に効果的ですね。
総評
- 費用が安い
- 振動検知アラームあり(威嚇用)
- 自動アラームセット/解除機能(アプリ)
- 自転車になじむ形状
- 電池は1.5ヶ月もつ
- 1契約で3台まで使える
- 防水性能あり
とメリットが多い。アラームで威嚇できたり、1契約で3台まで使用できるのはAlterLockだけ。
デメリットをあげるとすれば、
- 現在通信可能エリアが限られている
- 位置情報の確認はアラームが感知したときのみ
常時確認などはできない
通信可能エリアに関して、今の人口カバー率は95%であり後々全国で使用可能になるらしい。田舎じゃなければ大丈夫です。
現在第一弾が完売し、品切れ状態です。(2020/08/21現在)
現在、改良版の第二弾を鋭意製作中であり、いまのところ今年の12月にリリース予定とのことです。公式サイトに開発の様子をかかれているので、是非読んでみてください。
trackimo(トラッキモ)
米国に本社がある、イスラエル系のハイテクベンチャー企業の商品。
費用
初期費用 | 15,800円(1年通信費込) |
月額使用料 | 916円(年契約10,000円) |
1年目費用 | 15,800円 |
2年目費用(通信費) | 10,000円 |
初回購入時に1年分の通信費(10,000円)が入っているので、本体費用は実質5,800円。
大きさ・重さ・バッテリー
大きさ | 長さ47mm x 幅40mm x 厚さ17mm |
重さ | 42g |
バッテリー | 144時間以上(一週間くらい) |
かなり小さいのでサドルバッグなどに忍ばせるには丁度いいサイズ感です。
バッテリーも思ったより持つようで、一ヶ月くらい大丈夫だったという報告もあります。
特徴
- 非常にコンパクト
この中では最小サイズ - 位置情報を常に確認できる
パソコンやスマホのアプリで確認可能
オルターロックと違い、いつでも現在地を確認できます。
総評
過去1年間の移動履歴をデータ数無制限で保存・閲覧可能という機能もあり、ツーリングの記録もとれる。
どちらかというと浮気調査や動向追跡などに使用されているグッズ。
利用開始までの流れがやや面倒みたいです。利用開始までの流れを簡単にして性能をアップしたtrackimo-e(トラッキモe)という上位機種があるが、年間使用料36000円とボッタクリプロ仕様なので、気をつけましょう。
やはり一番のメリットは小さいことでしょうか。
GPS BoT
ビーサイズという日本の会社が製造しているGPSトラッカー。本来は子供のみまもりアイテムとして使用されることが多い商品です。
費用
初期費用 | 4,800円 |
月額使用料 | 480円 |
1年目費用 | 10,560円 |
2年目費用(通信費) | 5,760円 |
初期費用が安く、月額使用料もそこそこ安い。
大きさ・重さ・バッテリー
大きさ | 長さ50mm x 幅50mm x 厚さ18mm |
重さ | 46g |
バッテリー | 2週間〜1ヶ月 |
trackimoに比べると少し大きいが、サドルバッグに十分入るサイズ。
特徴
- ドコモLTEエリアで利用可能
安心のドコモなので通信範囲は広そう - アプリで常に位置情報確認可能
スマホのアプリで確認可能
総評
この商品をみつけたとき、なかなかいいじゃないか!と思ったのですが、通販サイトの口コミをみていると
- GPSの制度が悪い
- 解約すると再契約できない
- カスタマーサポートが微妙
といった書き込みが数個あり。自分で使用したことがないのでどこまでが本当か分からないのですが、購入の際は自己責任でお願いします。
今回除外した商品一覧
クラウドトラッキング系
- MAMORIO
- Tile
などなど
これらは商品自体にGPS機能はありません。紛失時はどうするかというと、近くに同じ商品を使用している他のユーザーがいたらBluetooth通信により場所を検知し、通知してくれるというものです。
電池は1年ほどもったりします。商品としてはいいものですが盗難にあった場合だと確実に位置情報を教えてくれるという安心感がないので今回は除外しています。
年2500円くらいと考えると格安なので、なにも対策しないよりはマシですね。
IoTBank まもサーチ
サイズも小さくていいかなと思ったが、1日1回充電が必要という残念商品。盗まれたらその日のうちに見つけなくてはいけない。
Ping
クラウドファンディング行ない製造されたようだが、現在は公式サイトでもSOLDOUTとなっており購入不可。
まとめ
最初に一番オススメはAlterLockといいましたが、その理由として「盗られたあとのこと」ではなくそもそも「盗られないこと」を考えてつくられた商品だからです。
防犯アラームの威嚇は盗難防止にかなり威力を発揮すると思います。
一応、各商品どんなひとが買えばいいか書いておくと
- 年間費用を安く、振動アラームもほしい
→AlterLock(オルターロック) - とにかく小型、軽量がいい
→trackimo(トラッキモ) - 初期費用を安くしたい
→GPS BoT(ジーピーエス・ボット)
以上、ロードバイクにおすすめのGPSトラッカーの比較でした。
AlterLock関連
[…] […]