こんなことを考えている方はいませんか?
今回は、自転車の盗難保険について徹底的に調べたので解説します。
Contents
自転車の盗難保険を徹底比較
まず最初に結論を言わせてください。
自転車盗難保険のおすすめは
「すぽくる」
理由をあげると
- 保険料がほぼ最安
- いつでも加入できる
- 更新すれば契約は無制限
- 盗難に加え、全損・半損にも対応
ということがあげられます。
ちなみに
- 「すぽくる」
- 「みんなのスポーツサイクル保険」
- 「BICYCLE保険」
は代理店が違うだけ保険会社が同じなのでサービスも同じです。
それでは、解説を行っていきますね。
自転車盗難保険とは?
まず、自転車盗難保険とは自転車が盗まれた際に、自転車購入代金の一部を補償してくれる保険です
つまり、自転車が盗まれたらお金が返ってくる保険です。
自転車にかかわる事故やケガを補償する「自転車保険」とは別物です。
自転車盗難保険の種類
主に3種類に分けられます。
- 保険会社の盗難保険
- メーカーの盗難保険
- ショップの盗難保険
保険会社の盗難保険
購入したメーカーやショップに関係なく加入できます。
- すぽくる
- ちゃりぽ
- ずっと自転車盗難車両保険
保険会社の盗難保険は、メーカー盗難保険、ショップ盗難保険にくらべ、補償がしっかりしています。
今回はこの保険会社の盗難保険について解説と比較をしていきます。
メーカーの盗難保険
購入した自転車メーカーによる盗難保険です。
例をあげると以下のようなものです。
- ブリヂストン「3年間盗難補償」
- パナソニック「3年盗難補償制度」
- ヤマハ「製品保証登録(兼盗難保険登録)」
内容として、購入から3年間有効で盗難にあった場合、本体価格の30%で同タイプの新車を購入できるといったものです。
メーカーが限られているので今回は解説から除外しています。
ショップの盗難保険
自転車を販売しているショップによる盗難保険です。
例をあげると以下のようなものです。
- Y'sロード 盗難補償
- サイクルベースあさひ サイクルメイト
- AEON BIKE 自転車安心パック
- カインズ 自転車盗難補償制度
これは店舗で購入した自転車限定となります。
盗難された場合、購入価格の数十%を保証してくれるものになります。
正直、コスパはよくないので素直に保険会社の盗難保険を使いましょう。
自転車盗難保険の比較表
すぽくる | ちゃりぽ | ずっと自転車盗難車両保険 | |
年間保険料割合 | 3.3% | 7% | 2.9%〜5% (プランによる) |
年間保険料 (10万の自転車) |
3,300 | 7,000 | 2,900 〜5,067 |
年間保険料 (20万の自転車) |
6,600 | 14,000 | 5,745 〜10,065 |
年間保険料 (30万の自転車) |
9,900 | 21,000 | 8,590 〜12,352 |
年間保険料 (40万の自転車) |
13,200 | 28,000 | 11,434 〜20,058 |
年間保険料 (50万の自転車) |
16,500 | 35,000 | 14,279 〜25,056 |
最大契約年数 | 1年毎更新 無制限 |
2年で終了 | 1年毎更新or2年毎更新 (注意点あり) |
加入時期 | 特に定め無し | 購入後1ヶ月以内 | 購入から90日以内 |
盗難時の補償 | 100% | 70% | 100% |
加入できる 自転車の価格 |
10万円以上 | 5千円~50万円 | 1万円以上 |
パーツやアクセサリー類の盗難補償 | 補償対象 着脱可能なサイクルコンピューターは不明 |
補償対象(自転車購入日から納車日までに買ったもの) 着脱可能なサイクルコンピューターは除く |
補償対象(購入90日以内) 着脱可能なサイクルコンピューターは不明 |
保険料支払方法 | クレジットのみ | クレジット、銀行、コンビニ | クレジット、銀行、コンビニ |
その他 | 全損100% 半損50% 補償付き |
全損や半損に対する補償なし | 全損、半損補償付きプランあり(プラス料金) 全損時に全損諸費用保険金をもらえる |
保険会社 | SBI日本少額短期保険株式会社 | ジャパン少額短期保険株式会社 | ZuttoRide少額短期保険株式会社 |
※「すぽくる」、「みんなのスポーツサイクル保険」、「BICYCLE保険」は代理店が違うだけで同じ保険会社であり、サービスも同じです。
すぽくる
いいところ
- 保険料がほぼ最安
- いつでも加入できる
- 更新すれば契約は無制限
- 盗難に加え、全損・半損にも対応
「みんなのスポーツサイクル保険」、「BICYCLE保険」も同じ内容です。
欠点が特に見当たらないのが強みですね。
あえて言うなら
- 加入できる自転車の価格が10万円以上と少し高い
- 支払いがクレジットのみ
これくらいです。
すぽくるの評価
他の2つに比べて、かなり優秀です。
個人的には「すぽくる」一択です。
ちゃりぽ
いいところ
- 加入できる自転車の価格が5,000円〜と低い
以上です。
いまいちなところは、あげればキリがありません笑。
ちゃりぽの評価
3つの中で、ずばぬけて最下位。
他の2つを考えるほうがが無難です。
ずっと自転車盗難車両保険
いいところ
- 盗難保険単体なら最安
- 加入できる自転車の価格が1万円〜と低い
- 全損時に全損諸費用保険金をもらえる(ただし全損を含んだプランのとき)
- プランによっては20%の分損でも支払いあり
全損諸費用保険金とは「自転車が盗難全損・全損となった場合に、廃車や買い替え時の諸費用を補償するもの」
つまり、自転車本体の買い替えにかかるちょっとした諸費用を援助しますよということ。
このページにいくらもらえるか書いてあります。
いまいちなところ
- 全損、分損もつけるとそこそこ高くなる
- パーツ・アクセサリーも購入90日以内
- 契約更新ができるが、1年につき10%協定保険価額が下がる
プランが何個かあり、充実させていくと結構高くなります。
パーツ・アクセサリーも購入90日以内というのは厳しいですね。
2台目のロードバイク買う時などは、すでに揃っていることが多いと思います。
契約更新をすると1年につき10%協定保険価額が下がる
「どういうこっちゃ?」と思うかもしれませんが例として
契約年 | 1年後 |
10万円のロードバイクで1年加入 協定保険価額:10万円 年間保険料2,900円 盗難されたら10万円返ってくる |
1年経過したので更新 協定保険価額:10%減少の9万円 年間保険料2,565 盗難されたら9万円返ってくる |
つまり、年々10%自転車の価値が下がっていく感じです。
その分保険料も安くなるんですけどね。
最終的に評価額が1万円を切ると更新できなくなります。
ずっと自転車盗難車両保険の評価
悪くはないが、細かく規定が決まっていたり、プランが別れていたりと
全体的にややこしい印象です。
あまり理解できなければ、「すぽくる」にしたほうが無難だと思います。
自転車盗難保険ランキング
最終的にこんな感じです。
まとめ
以上、自転車盗難保険についてまとめさせていただきました。
こうやって比較してみると良し悪しがはっきりします。
自転車を盗難されてしまった時の補償も大事ですが
そもそも盗られないのが一番ですよね。
自転車の盗難防止グッズとして、かなり優秀なAlterLock(オルターロック)なら、盗難のリスクそのものを減らすことができます。
以下の記事で紹介しているので、是非チェックしてみてください。
[…] 自転車の盗難保険を徹底比較【契約するならほぼ一択でした】 […]
こんにちは。
自転車保険(盗難)を探していたので、参考になりました!私のはルノーの折りたたみ自転車で10万円しないので、ランキング2位のズットライドかなー、と思っています。
PASを買ったのですぽくるに入ろうと思ったら「10万円以上のスポーツサイクルのみ」と書かれていてショック!!
PASはいわゆるママチャリなので、ちゃりぽかZuttoRideしか選択肢がないようで・・・
[…] 自転車の盗難保険を徹底比較【契約するならほぼ一択でした】 […]
スポクルに関して
約款をよく読まないと保険がおりないことがあります。
完成車で購入した場合、ホイールを買い替えた場合
完成車についてきたホイールの値段が明細書に記載されていないと保険契約が無効となりますとの回答をカスタマーよりもらいました。その他のカスタムも同様です。要注意
すぽくるは22年4月から保険料が現行の約1.4倍に跳ね上がります。
すぽくるに加入がおすすめです。実際に全損で150万払われた経験上いいます 何もうるさくなく直ぐ満額支払いでした
30万の自転車の盗難にあいましたが、いろいろと手続きをしたうえ店前の路上というそちら側の事で、何もおりなかったです。
保険料金も現物がないのに残りの差額も返金はできないそうです
泥棒の方が酷いですが、こんな保険入っても意味ないですね
時間とお金が無駄です