今回はBESV(ベスビー)のロードバイクタイプのE-BIKE JR1の紹介、試乗レビューをしたいと思います。
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BESV JR1
みなさんE-BIKEってなんか見た目がダサいとか思ってませんか?
とくにあの四角くて黒いバッテリーがださくないですか。いかにも電動自転車ですって感じで。
しかし、このJR1はその考えを覆すカッコよさ!
でもね、やっぱり思いますよね。見た目にこだわりすぎてて機能性はイマイチなんじゃないのって。
安心してください、BESV JR1は見た目だけでなく、しっかり走るE-BIKEです。
それにはまずBESVという会社について少し知っておく必要があります。
BESVってどんな会社?
BESVは台湾のE-BIKE専門メーカーです。
近年、オシャレかつ実用性のあるE-BIKEを発売しており、小径車タイプのE-BIKEがかなりヒットしています。
実は、液晶で有名なBenQグループに属しており、親会社はダーフォン・イノベーションというパソコンのキーボードやバッテリーを製造している会社です。
つまり、IT企業出身のメーカーなのです。
IT企業が自転車メーカーへ
ダーフォンの社長がこれからはE-BIKEがくる!ということで目をつけ参入。
バッテリーやドライブユニットに関してはもともと専門なのでお手の物、しかし自転車の設計はどうしているのでしょうか。
なんと同じ台湾ということで、GIANTなどから技術者を招いて開発しているそうです。
あのGIANTなら安心ですね。決して見た目だけではなく、性能もこだわったE-BIKEを開発されています。
JR1の基本スペック
E-BIKEとしては軽量の15.7kg!!まさにEロードといった感じです。
ドロップハンドル
Eロードなのでドロップハンドルです。まだ日本ではEロードの数が少ないので、貴重ですね。
液晶はカラーディスプレイでこれまたオシャレ、スマホとの連携機能もあります。独自のアプリで走行データの保存などもできるようです。
ドライブユニット
BESV独自開発のリアドライブユニットです。
クランク部にあるミッドドライブユニットと違い、スッキリとした外観になります。
バッテリー
36V 7.0Ahのリチウムイオンバッテリーです。最大走行距離は64km〜138km。
容量としては最近のE-BIKEの中では少ないほうなのでロングライドには厳しいかもしれません。
コンポーネント
SHIMANO 105が搭載されています。
E-BIKEはたいていSHIMANO Tiagraのことが多いので、ひとつグレードが高いのは高評価ですね。Eロードって感じがします。
ちなみにフロント50/34T、リア11-32Tです。
油圧式ディスクブレーキ
安心安全の油圧式ディスクブレーキです。最近は標準ですね。
タイヤ
700×25cとロードバイク基準のタイヤです。
試乗した感想
これがまず最初に感じたことですね。乗り味がほぼロードバイクだったので、違和感なく乗ることができました。
リア駆動のE-BIKEに乗るのははじめてだったんですけど、加速はかなりスムーズですね。BOSCHのドライブユニットに近い感じでした。
アシストなくてもしっかり走るE-BIKEなので、万が一充電が切れてもなんとかなるという安心感があります。
ここがオシイ
後輪のメンテナンスやパンク修理が面倒
後輪を外そうとおもうとママチャリと同じようにボルト締めになっているので15ミリのレンチが必要です、基本的に後輪がパンクしたらかなり面倒といわれました。
バッテリー容量が小さい
バッテリー容量が7.0Ahなんですが、最近は10Ahを超えている大容量タイプが多いので、アシストの航続距離に不安が残ります。
もう少し大きいとありがたいんですけどね。
BESVにはこれからも期待
以上、BESV JR1の紹介でした。
どんな方に向いているかというと、オシャレな通勤E-BIKEがほしい、休日に日帰りで中距離〜長距離サイクリングをよくするようなかたにピッタリなんじゃないかなと思います。
これからもBESVのE-BIKEには大注目です。