日常

自粛のいま、ソロライドをしてもいいのか【ドクターサイクリストが解説】

ナオッキィ
ナオッキィ
どうも、ナオッキィです!

日に日に新型コロナウイルスの感染者がふえ、いつ終息するのかと不安な日々が続きますね。

サイクリストの方は早くなんのしがらみもなく走りたい気持ちでいっぱいだと思います。

さらに最近ではソロライドをしていいのかも議論になっていますね。

今回はドクターサイクリストとして3つの疑問を軸に解説、意見をのべたいと思います。

(この記事を書いたのは2020年4月25日です。)

新型コロナウイルス3つの疑問

  • 緊急事態宣言の意味とは
  • 新型コロナはいつ終息するのか
  • ソロライドはしてもいいのか

今回「ソロライドはしてもいいのか」について解説していきます。

ソロライドはしてもいいのか

【結論】

  • ソロライドをすること自体は問題ない
  • ただし、感染対策を万全にしてすること
  • また、長距離は控え、安全走行

これに関しては賛否両論あると思いますが、現時点でわたしの考えを解説していきますね。

ソロライド自体は問題ない

ソロライド自体は問題ないと思っています。

ただし、ソロライドならなんでもOKというわけではありません。

ソロライド自体が問題ない理由

第1回第2回でもお話ししたようにこの新型コロナとの戦いは長期戦になると考えられます。

そのなかで大事になってくるのが、

身体的にも精神的にも健康でいること。

サイクリングは、この「身体的にも精神的にも健康な状態」をつくるのにとても有効な手段だと思っています。

外出自粛による悪影響

緊急事態宣言がだされ外出を自粛するようになり、家で1日中ぐーたら…

外に遊びにいったり、予定していた旅行にも行けずイライラ…

体力が低下し、ストレスもたまるような「身体的にも精神的にも不健康な状態」では、免疫力が低下してしまいます。

免疫力が低下すると

免疫力が低下すると…

  • 新型コロナに感染しやすくなる
  • 重症化しやすい

といったことになると考えられます。

自転車で身も心も健康に

その点、サイクリングをすれば

  • 体力の低下が防げる
  • リフレッシュ、ストレス軽減

といったメリットがあり、新型コロナと戦っていくために必要な「身体的にも精神的にも健康な状態」をつくるのに適していると考えられます。

ソロライドの注意点

サイクリングにはうえにあげたようなメリットがありますが、もちろん注意すべきことがあります。

  • 人の多いところは避ける
  • マスクをする
  • 長距離はひかえる
  • 安全運転

人の多いところは避ける

サイクリングをして、新型コロナに感染してしまったら元も子もありません。

また、あなたが無症候性に新型コロナウイルスに感染している可能性もあります。

人の多いところでは無自覚にウイルスをばらまいてしまうでしょう。

なるべく人の多いないところを走るのがいいですね。

マスクをする

これは自分の感染防御というより、まわりに自分の飛沫をまきちらさないことを考えましょう。

関連記事:屋外サイクリングのソーシャル・ディスタンシングは何m?

上の記事にある研究ではマスクをしていない状態で

  • ウォーキングは4~5m以上
  • ランニングや低速サイクリングは10m以上
  • 高速(時速30km)サイクリングは20m以上

間隔をあけないと、飛沫は後方へ行き着いてしまうそうです。

思ったよりかなり飛んでいきますよね?

マスクをして飛沫を少なくするのは最低限のエチケットではないでしょうか。

でも、マスクをしながら走ると息苦しいよ〜。

その気持ちはわかりますが、いまは我慢しましょう。

通常のマスクでは息苦しいので、サイクル用のフェイスマスクを使用するのがいいですね。

上の動画で山中先生もランニング時の飛沫について注意喚起されています。

山中先生は「Buff(バフ)」というネックウェアをおすすめされていますね。

長距離はひかえる

あまりに長距離走ると、からだへのダメージにより免疫が低下する可能性があります。

ほどほどにしておきましょう。

長距離ってどこから長距離なの?基準はある?

明確な基準はありませんが、個人的に

  • 自分の都道府県を超えない
  • 50km程度まで

と思っています。

まあただ「俺は毎日100キロ走っているから、からだへのダメージは問題ないぜ!」ってかたもいるでしょうし、あくまでわたし個人が考える指標と思っておいてください。

安全運転

いつも以上に安全運転を意識して下さい。

一番最悪なのが

  • スピードをだして交通事故
  • 病院の救急外来にお世話になる
  • 入院、手術

といったパターンです。

コロナの対応に追われている救急にこられたらたまったもんじゃありません。

ただ、少しコケて怪我したくらいなら大丈夫です。

近くの個人クリニックでみてもらいましょう。

いまの所、個人クリニックはコロナの対応に追われているようなことはありません。

よくある批判へのコメント

ここで、よくある批判についてわたしの見解を書いておきます。

コンビニに寄るな!

極端な批判ですね。

たしかに、自前の補給食だけで済むのならそれにこしたことはありません。

しかし最近はコンビニ側も感染対策をされていますし、サイクリストはうえに書いたような対策をしっかりしていれば、全然問題ないと思います。

SNSにあげるな!

これが、グループライドにたいするものや過度にサイクリングを煽ったものなら批判もわかります。

しかし、ただのソロライドに関してそこまで批判していいものでしょうか?

「おれが走ってないんだからお前も走るな」という同調圧力はやめましょう。

病院のベッドを埋めるな!

問題はこれですね。

ただ、少し違うなぁと思うのが「病院のベッドを埋める」ことではなく「救急外来のお世話になる」ことが問題だと思います。

救急外来は新型コロナ患者の窓口になっています、その現場の負担を増やしていしまうのはよくないことでしょう。

「病院のベッドを埋める」に関してですが、いまの日本の現状では影響が少ないのではないかと考えます。

なぜかというと、いま現在病院では”不急の手術”は先送りになっている科が多いです。

”不急の手術”というのは「手術は必要だけどいますぐじゃなくてもいいよ」というもの。

なので、普段以上に病棟のベッドはあいているところもあるくらいです。

確かに新型コロナの患者が増えたときを考えて、ベッド数に余裕をもっておくというのは大事かもしれませんが、現時点では「ベッドを埋めるな!」といった批判は説得力にかけると思います。

でも、救急外来のお世話になることはあるよね?

まぁそうですね。そこは難しいところです。

実際、ソロライドをして大怪我、病院に運ばれる確率ってどの程度のものでしょうか。

そのわずかな確率のために、全サイクリストの「身体的、精神的な健康」を犠牲にする価値があるのでしょうか。

ここに答えはありません。

自分の納得する考えをもち、そしてそれを他人に押しつけることはやめましょう。

まとめ

長くなりましたが、ソロライドをしてもいいのかについて考えをのべさせてもらいました。

もちろん、Zwiftなどのインドアトレーニングで満足できているかたはそれがベストだと思います。

これからの日本の状況により変わってくるとは思いますが、新型コロナウイルスそして自転車との付き合い方について考える機会になっていただけたなら幸いです。

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28歳で医師としての仕事を一旦休憩し、自転車旅へ繰り出しました(現在復職)。その中で感じたことや伝えておきたい情報を記事にしています。

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