実はわたくし趣味でロードバイクにのっていますが、本業は美容皮膚科のドクターをしております。
そんなわたしがオススメする効果抜群の自転車用日焼け防止グッズを紹介させていただきます。
Contents
自転車用のおすすめ日焼け対策グッズ
自転車用の日焼け対策として、上記のような装備がオススメです。動画でも紹介しています。
それぞれについて解説させていただきますが、そもそも日焼け対策がなぜ必要なのかというところから簡単に解説しますね。
日焼け対策はなぜ必要?
- 日焼けをすると疲労につながる
- ひどい日焼けはヤケドと同じ
- 将来的にシミ、皮膚がんへ
日焼けをすると疲労につながる
日焼けをすると単純に疲労感が強くなります。
これは紫外線をあびることにより「活性酸素」という疲れのもとになる物質が増えてしまうことが原因のひとつです。
翌日に疲れを残さないためにも対策は必須です。
日焼けはヤケドと同じ
日焼けは、軽いヤケドです。
ヤケドをしたほうがいいか、しないほうがいいか、それは明らかですよね?
日焼け止めはもちろんですが、外を長時間走ったあとは全身に保湿液を塗り、肌の回復を早めましょう。
将来的にシミ、皮膚がんへ
美容の世界ではシミの治療をよく行いますが、シミが色濃くあるかたの話をきくとほとんどのひとが日のよくあたる運動や仕事をされています。
とくに昔は褐色の肌が美しいとされていたのもあり、その頃ガンガンに日焼けした人たちが後悔してシミを治療しに来られます。
シミだけならいいのですが、更に年齢をいくと皮膚がんのリスクが高くなります。
皮膚科として働いていたときは顔の皮膚がんをよく治療していました。話をきくと農家のかた、ゴルフが趣味のかたなど昔からよく日焼けをしていた人が大半でした。
日焼けはのちのちツケを払う結果になります。あなたはそれでも日焼けをしようと思いますか?
効果的な日焼け対策を紹介
日焼け対策の重要性分かっていただけたでしょうか。脅すようで申し訳ないですが、それだけ大事ということです。
では、この下から各装備の紹介をさせていただきますね。
サイクルキャップ
まずはサイクルキャップです。
ロードバイクは前傾姿勢になるので、帽子のツバが顔への日差しをかなり防いでくれます。
そして、頭皮への日差しも防いでくれるので夏のサイクリングはぜひサイクルキャップを着用しましょう。
アイウェア
目の紫外線防御は重要です。なぜ重要かというと目を守るためだけではありません。
じつは目に強い紫外線がはいることで、防御反応によりからだにメラニン色素がつくられると実験でわかっています。
つまり、目の日焼けだけで体は黒くなるんです!
アイウェアといえどバカにはできないと思っておいてください。
OGK Kabuto VITT(ヴィット)
アイウェアのほかにも、OGK Kabuto の VITTというヘルメットがおすすめです。
わたしも愛用しているのですが、着脱可能なアイシールドがついており紫外線カット率なんと99%!
しかも視界良好なので、サングラスは色味がかってみえるのがいやだなぁという方でもOK。メガネをつけながらでも装着できます。
日焼けも広くカバーできるし見た目もカッコよくて言うことなしです。マジでオススメです!
フェイスカバー
顔の日焼けをおさえたいならフェイスカバーです。ネックカバーにもなります。このご時世マスクがわりにもなるので、エチケットとして装着してもいいですね。
難点は息苦しいことと暑いこと。
わたしはおたふく手袋のものを持っていますが、密着が強くてちょっと息苦しいかな。
あの山中教授も愛用しているBUFF(バフ)は密着がつよくなさそうなのでオススメですね。
ネックカバー
顔の日焼けだけ気にして首の日焼け対策を忘れてませんか。特にうなじは日差しがガンガンあたります。
ぼくもそう思ってましたが、シルク製のネックカバーは全然暑くないので驚きました。はしっこのビラビラがオバサン臭いけど笑、それ以外は優秀でオススメです。
おたふく手袋 カバー付ヘッドキャップ
首の日焼けガードなら、こんなヘッドキャップもおすすめです。
特にやけやすい、うなじのカバーをしてくれます。かぶるだけでいいのでお手軽ですよね。
なんか農作業中のおっちゃんにみえるのが残念ですが笑。
アームカバー
腕の日焼け防止にはアームカバーです。
多少は暑いですが、長袖を着るよりだいぶマシです。水で濡らしながら使用すればさらに快適!
いくら日焼け止めを塗りたくってもアームカバーには勝てません。できれば使用したいですね。
ちなみにわたしはおたふく手袋のアームカバーを使用しています。Lサイズでぴったり、そこまで暑くありません。
スティック日焼け止め
スティックタイプの日焼け止めです、これ超便利。おもに日焼け止めの塗りなおしに使用しています。
休憩がてら日焼け止めを塗りなおそうと思っても、手がべとつくからもういいやってなった経験のある人は多いハズ。
わたしは家で液体タイプを塗りたくり、外では休憩時にスティックタイプでぬりぬりしています。
使用しているのはこの韓国製のもの。塗面が広くて塗りやすいです。ほかにも日本製のものもあったりするので、ぜひ使ってみてください。
日焼け止め塗り方のコツ
さきほどもいったように日焼け止めをぬるときって手がベタベタしますよね。
そんな悩みを解決するぬり方があります、その名も…
M式塗布法
超有名な京大の皮膚科の先生が推奨する手の甲をつかった日焼け止めのぬり方です。
コレをしっておくとなかなか便利なのでぜひやってみてください。
よくぬり忘れる場所
ぬり忘れる可能性高いと思うのが「耳の裏」
耳の裏って結構焼けるんですけど、たまに塗るの忘れちゃうんですよねぇ。耳だけ日焼けして耳やけ芳一状態にww。
みなさん気をつけてください。
夏でも日焼け対策してサイクリングしよう
以上が自転車の日焼け対策となります。
すべて組み合わせるととんでもなく怪しい人になってしまいますが笑、ところどころ自分が使いやすいものをピックアップして使用してみてください。
医師としてみなさまの健康をお祈りし、終わりとさせていただきます。
それではまた!