今回はロードバイクで100km走れないひとがやりがちな5つの行動について解説していきます。
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100kmロングライド走れないひとがやる5つの行動
ロードバイクで100km走り切るというのは初心者にとってひとつの壁だと思います。
しかしですね・・・
そうなんです。100kmって意外と走れちゃうもんなんです。
ママチャリの速度で7時間走れば、100kmは超えます。
そう聞くと、なんだかいけそうな気がしませんか?
じゃあなぜ100kmを走りきれないひとがいるのでしょうか、それは・・・
そうなんです。100km走り切る知識がないことがほとんどです。
正しい知識さえ身につけてしまえば100km走りきれる確率がグッとあがります。
なので、今回は100kmを走りきれないひとがやりがちな5つの行動をもとにその対処法を含めて解説していきます。
動画でも解説しています
文章を読むのが面倒な方は動画でも解説しているので、ぜひ参考にしてください。
100km走れない行動一覧
- 準備をおろそかにする
- ペース配分しない
- まめに補給しない
- リュックを使ってしまう
- 万が一の準備をしない
以上の5つが100km走れない大きな原因としてあげられます。
①準備をおろそかにする
まず一つ目は「準備をおろそかにする」です。
ロングライド前にまさかこんなことをしているひとはいませんよね?
こんなことをしていたら100km走り切るのは非常にツラくなります。
なので、準備は以下の3つを気をつけましょう。
- 前日の夜ご飯
- 睡眠
- 出発時間
前日の夜ご飯
前日の夜ご飯はエネルギーをたくわえるために、炭水化物中心の食事がいいでしょう。
水分補給は前日から始まっています。いつもよりしっかり水分をとることをオススメします。
お腹がゆるくなるからといって、水分をとらないとエライ目にあいますよ(友人談)。
万全を期すのであればお酒もできれば控えましょう。
睡眠
もう睡眠はコレにつきますね。
出発時間
できるだけ朝早く出発することで、走る時間を確保できます。100kmは長いですが時間さえあれば走りきれるはずです。
朝ごはんもしっかり食べましょう。途中でエレルギー切れをおこしてしまったら、復活するまでにかなり時間をくってしまいます。
ペース配分しない
2つ目は「ペース配分をしない」です。こんなことをしているといけませんよ。
ちなみにブログ記事や動画でも紹介しています。
なので、ペース配分は以下の3つを意識しましょう。
- 無理しない
- ルートの予習
- サイコンを使う
無理しない
序盤は元気があるからといって、とばさないことを意識しましょう。
坂道は誰かについていこうと思うと無理しすぎて、力を使い果たしてしまうことがあります。あくまで自分のペースをつらぬきましょう。
巡航速度を意識するあまり、体力を使いすぎてしまうことがあります。そこそこのスピードで無理しないようにしましょう。
ルートの予習
ルートを予習することで登りがどこにあるのか、どこが頑張りどころなのかを把握できます。
グーグルマップを活用すれば高低表をみることができるので、坂道の場所も丸わかりです。
ルートの予習をするさいに休憩ポイントを決めておくとベストです。
休みすぎることを防げますし、「ここまで走ったら休憩」というように意識できるのでメリハリがつきます。
サイコンを使う
ロングライドをするときは、サイクルコンピューターの活用をオススメします。
走った距離や残りの距離、スピードが分かるので現状をしっかり把握できます。
個人的にマップ付きのサイコンが好きです。道に迷うとその分時間をロストしてしまうので、はじめからルートを入れておけば迷うことなくサイクリングに集中できます。
コスパ最強のオススメGPSマップ付きサイコンの「bryton Rider 750」のレビューもしているので、ぜひ参考にしてください。
まめに補給をしない
3つ目は「まめに補給をしない」です。初心者にありがちなのが…
ということです。
栄養補給や水分補給をおろそかにするとどうなるかというと…
こういった、命に関わる状態になる可能性もあります。
非常に危険なので、以下の対策をおこないましょう。
細かな補給をする
サイクリング中はとにかくまめに補給をしましょう。
わたしの場合は10km走ったらとにかく何かを食べるようにしています。
実はサイクリングってかなりカロリーを消費しています。プロの選手はレースの日には8000kcalも摂取するそうです。半端ない!
補給食としては手軽なエナジージェルが人気ですね。かさばらずに高カロリー、走りながら食べることができます。
低コストで人気な商品として、かし原の塩ようかんがあります。
自転車系YouTuberのkanaさんもオススメしています。
あとひとつありがちなのが、美味しい昼ごはんをガッツリ食べるために午前中の補給を少なくしてしまうというミスです笑。
気持ちはわかりますが、そこはグッとこらえて補給食を食べましょう。
リュックを使ってしまう
4つ目は「リュックを使ってしまう」です。
下の写真はぼくがはじめて自転車で泊まりのロングライドをしたときの写真なのですが、リュックに荷物をパンパンにつめて走っています。
正直、体がかなり疲れました。そうなんです…
リュック使用しても問題ないよというかたは確かにいます。しかし、背負わないほうがラクなのは間違いないです。
なので、荷物が多くなるようなら以下のような対策をしましょう。
サドルバッグを使おう
泊まりのロングライドで荷物が多くなるようなら、大型のサドルバッグを使ってみましょう。
私が使用している「R250 サドルバッグ ラージ」なら最大で14Lも入ります。しかも、大型サドルバッグにしては安いです(6000円ちょい)。ただし、防水じゃないので注意。
実際にどんなものをいれているかもブログ記事や動画で紹介しているので参考にしてください。
万が一の準備をしない
そして5つ目が「万が一の準備をしない」です。万が一とは具体的に言うと以下のようなときです。
- 雨が降ったとき
- 寒いとき
- パンクしたとき
- 輪講したいとき
防寒や雨対策を忘れてしまうと
パンク修理キットを持っていかないと
なんてことになってしまいます。
防寒・雨対策
いくら出発時点で暖かかったり、雨が降っていなくてもある程度の準備はしておきましょう。
流石に降水確率0%なら雨対策はいらないですが、防寒対策はしたほうがいいです。
ダウンヒルでは汗冷えする可能性がありますし、夜に冷え込むことが多いです。
パンク修理キット
パンク修理キットはかならず持っていきましょう。
いままで一度もパンクをしたことなかったとしても、こんなときに限ってパンクをすることはよくあります。
一緒にマルチツールも持っていくとより安心だと思います。私は以下のものを使用しているので参考にしてください。
輪行セットを持っていけばいざというときに電車にのって帰ることができます。
急に体調を崩すこともあるので一つ持っていけば安心です。
輪行をしたことないというかたは、一度YouTubeでみておくと安心です。もちろん輪行するときもYouTubeをみながらすれば問題ないですね。
輪行マイスターオススメの商品↓
やれることはやるべし
以上、ロードバイクで100kmロングライド走れないひとがやる5つの行動というテーマで解説させていただきました。
YouTubeのコメントでよくいただくのは
という謎の自慢コメントです。こういったマウントをしてくるひとは無視しましょう。
100km走れないひとは数多くいます。そんなひとたちがこの記事を読んで、すこしでも100km走破に近づいてもらえたなら幸いです。