今回は自転車で屋久島一周を考えている方に向けて、実際に走った私が解説していきたいと思います。
屋久島一周は正直かなり良いです!
雄大な自然、海中温泉や野生生物との出会いなど、本島では味わえないワンダフルな体験がいっぱいです。
Contents
自転車で屋久島一周 完全ガイド
自転車で島を一周、なんともロマンあふれる言葉ですよね。
そんなロマンを実現するのに屋久島は丁度いい場所だと思います。
毎年、「サイクリング屋久島」という屋久島一周のイベントも行われているほど人気のスポットなんですよ。
屋久島一周データ
- 総距離:約100km
- 獲得標高:1450m
- 所要時間:6時間~8時間
アップダウンがそこそこあります。北西の西部林道の頂上は標高275m程度あり、結構なヒルクライムになります。
普段から乗りなれている人なら観光なしで、5~6時間くらいで回れます。
しかし、観光してこその屋久島なので、時間に余裕はみておきましょう。
普段そこまでロードバイクに乗っていない方は7~8時間はみておいた方がいいでしょう。
時計回り?反時計回り?
どちら方向に走るか迷うかもしれませんが、私は時計回りに走りました。
ただ、西にある「西部林道」は暗くなると怖いです。
フェリー乗り場のある宮之浦から出発するのであれば、反時計回りで早めに「西部林道」を通過しておいたほうがいいかもしれません。
初心者でもいけるのか
気をつけていただきたいのが、北西の西部林道です。
標高275mほどあり、山道で路面が悪く、野生の猿や鹿が道路にたむろしています。
自転車を押して歩くには少し怖いので、頑張って登るしかありません。(猿に近づくとキレられる可能性もあります)
一周にこだわりがなければ途中で引き返してもいいでしょう。
レンタサイクルによっては乗り捨ても可能なので、調べてみるといいですよ。
屋久島のレンタサイクル
下記の記事で、屋久島のレンタサイクルについて詳しく書いています。
宿が貸し出ししている自転車もあるので、うまく利用しましょう。
屋久島への行き方
飛行機、フェリー、高速船があります。
一番安くいけるのは、フェリーですね。屋久島2フェリーがおすすめです。
ただし、屋久島到着が13:00なので、その日に一周は厳しいと思います。
フェリーはいびすかすなら朝7:00到着で、屋久島一周には丁度いいですが、下記の記事に書いたように難点もあるので、どちらにするかは考えてみてください。
自転車を持っていこう
屋久島へ自転車をもちこむ方法は下の記事にまとめています。
屋久島一周の注意点
雨が多い
屋久島は年間降水量が日本一!
サイクリング中も雨に降られる可能性はあるので、しっかり雨具を準備していきましょう。
台風が来る可能性あり
台風シーズンの7〜9月に行く場合は、しっかり天気予報をみていきましょう。
フェリーが欠航する可能性もあります。
コンビニはほとんどない
屋久島には大手のコンビニチェーンがありません。個人経営のお店はあるのですが、そこまで多くはないです。
特に島の西側はお店がほぼないので、エネルギー切れしないようしっかり補給食を持っていきましょう。
西部林道は夜間通行禁止の場合あり
ナオッキィが訪れた際、西部林道は夜間通行禁止となっていました(確か17:00〜朝)。
そもそも西部林道を夜に走るのは非常に危険なので、遅くなった場合は諦めて引き戻すか宿泊しましょう。
屋久杉は見られない
ちなみに、道端に屋久杉がそびえ立っていたりはいません笑。
島の内部に入らないと屋久杉はみることができないので、一周した次の日などにトレッキングして見に行くのもいいと思います。
パワースポットをめぐろう
島全体がパワースポットといわれる屋久島。
自転車だけでなく、屋久杉を見にいくトレッキングも楽しんじゃいましょう。
有名な益救神社で屋久杉のお守りをいただくのもいいですね。
フェリー乗り場の近くにあるので、行きやすいですよ。
屋久島一周の様子
2019年の10月上旬に九州を自転車で旅したときの様子をお伝えします。
宮之浦フェリー乗り場
フェリーはいびすかすに乗って、朝7:00に屋久島到着です
この日は宮之浦に宿をとっていたので、荷物を置かせて頂き、島一周スタート
朝はわりと涼しいですね
なんだか南国感あります
個人経営のコンビニです
ドラッグストアモリ
少し進むと見えてきたのは「ドラッグストアモリ」
♪ドラッグストアモ〜リ〜♪と軽快な音楽を聞きつつ、補給食をゲット
宮之浦荘のお兄さんいわく、飲み物は島で一番安いらしい
モスバーガー
そして屋久島にはローソンもファミマもセブンイレブンもないのですが
なぜかモス発見
なんでなんや・・・
どんどん進みます
食彩 なからせ
11:00前に宿で教えてもらったオススメのお店に到着
11:30開店ですが、無理言って早めに入れていただきました
聞いてみるもんだ
メニューは一つのみ
郷土料理や地元の野菜がふんだんに使われていました
かなり満足!ごちそうさまでした!
関連ランキング:郷土料理(その他) | 屋久島町その他
平内海中温泉
少し進むと有名な温泉があります
1つ目は平内海中温泉
干潮の前後1時間しか入れない温泉です
今日は干潮の時間が過ぎているので、どんなものかだけ見に行きます
遠目で分かりにくいですが、海の一番手前が温泉みたいです
湯泊温泉
近くにある24時間入浴可能な海中温泉へ向かいます
その名は湯泊温泉
到着です
他に誰もいなかったので写真パシャリ
一応男女別ですが、名ばかり笑
仕切りの奥が女性用です
温度は39℃くらいでぬるめです
さて入りますか
サービスショット(*´∀`*)
ぬるめなので長く入っていられる温泉です
気持ちいい!
ちなみにここは水着禁止なのですが、更に奥に行くと水着で入浴OKなところもあります
さて、先へ進みます
大川(おおこ)の滝
そろそろ暑くなってきました
そしてお次も宿の人オススメ、大川(おおこ)の滝
スゴい迫力!
水しぶきが気持ちいい!
近くへいくにはこの岩を渡らなければいけません
トレッキングシューズで来て本当に良かった
そういえば屋久島一周したときに、ケータイ壊れた影響でアップ出来なかった「大川(おおこ)の滝」の動画あげます😲
メッチャ良かったんですが、このあと滝のようにケータイ落としてブルーになりました笑#大川の滝 pic.twitter.com/pSfCt98Ysf
— ナオッキィ@自転車旅ブロガー (@naockycharicamp) November 3, 2019
マイナスイオンに癒やされたところで先に進みます
西部林道
そしてここから西部林道に入ります
本格的な登りです
標高250m以上登ります
さあ登りスタートです
実はここでスマホを落としてしまい、画面が割れてしまいました笑
液晶は見えないですが、カメラは起動できたのでなんとか撮影しています。
写真にはないですが、この登りは猿と鹿が大量にいたので結構怖かったです
いなか浜
山を下るとみえてきたのは、ウミガメの産卵で有名な「いなか浜」
東シナ海展望所というところを発見
そこそこ綺麗?
ここからまた地味なアップダウンでした
宮之浦に帰還
無事帰還しました宮之浦
ここを左に行けばフェリー乗り場ですね
まとめ:屋久島一周は楽しい
自転車で屋久島一周を考えている方に向けて、まとめさせていただきました。
屋久島一周はナオッキィが今まで自転車で走ってきた中でも、BEST3に入るオススメのルートです。
最後に一言
以上、ナオッキィでした!よければ他の記事も読んでみてください。