2019年8月に北海道一周旅行へ行ってきました!
この記事ではこれから
北海道を自転車で周る予定の方に分かりやすいよう情報をまとめています
ので、参考にしていただけたら幸いです
Contents
- 1 北海道一周自転車旅の情報まとめ
- 2 おすすめのゲストハウスやキャンプ場情報
- 3 おすすめのグルメ情報
- 4 自転車旅初心者のかたへ
- 5 北海道一周自転車旅 旅行記まとめ
- 5.1 1日目 舞鶴〜小樽
- 5.2 2日目 小樽〜石狩市浜益区
- 5.3 3日目 石狩市浜益区〜羽幌
- 5.4 4日目 羽幌〜稚内
- 5.5 5日目 稚内〜浜頓別
- 5.6 6日目 浜頓別〜紋別
- 5.7 7日目 紋別〜佐呂間
- 5.8 8日目 佐呂間〜浜小清水
- 5.9 9日目 浜小清水〜羅臼
- 5.10 10日目 羅臼で雨宿り
- 5.11 11日目 羅臼〜厚床
- 5.12 12日目 厚床〜根室
- 5.13 13日目 根室〜釧路
- 5.14 14日目 釧路〜大樹
- 5.15 15日目 大樹〜えりも
- 5.16 16日目 えりも〜日高
- 5.17 17日目 日高〜苫小牧
- 5.18 18日目 苫小牧〜支笏湖往復
- 5.19 19日目 苫小牧〜小樽
- 5.20 20日目 小樽観光
- 5.21 21日目 小樽〜舞鶴
- 6 まとめ
北海道一周自転車旅の情報まとめ
距離と獲得標高は?
- 北海道一周:約2400km
- 獲得標高:約17000m
つまり、平均すると100kmあたり700m登ります。
ものすごく登るというわけではないですが、結構アップダウンがあります。
標高740mの知床峠が難所と言われています。
ルートは?
基本的には海岸線を走ることになります。
どういうルートを走ればいいか不安かもしれませんが、基本的にグーグルマップにその日の目的地をいれれば海岸線沿いのルートを描いてくれます。
スマホがあれば心配はいりません。
あとは、ツーリングマップル北海道を買って、その日走る道の特徴をみておけば問題はないでしょう。
下の図は私が実際走ったコース。日程の都合で函館はまわれず、総距離2000kmほどでした。
時計回り?反時計回り?
どちらでも好きな方で大丈夫です。
ただ、左側通行になるので海に近い方を走る時計回りが一般的だと思います。
自転車で何日かかる?
22〜30日と考えておくといいでしょう。
上で述べたように、一周約2400kmです。1日120km走ったとして、20日かかります。
しかし、問題なのは
120km先に宿泊に適した場所があるとは限らないこと
それにより、1日の走行距離が減ったりすることもあるわけです。
離島に寄ったりすると更に時間を食います。
夏に行くときは注意
また、夏に行くときは台風が来る可能性もあります。
その場合は丸1日走れない日がでてくるかもしれません。
日数は少し余裕をみておくほうがいいです。
1ヶ月はかかるとみておこう
自分の足に自信がある人は短めにみておいてもいいですが、あまり足に自信がなく普段長距離走らない人は、1ヶ月かかるとみておいたほうが無難です。
毎日100km以上走るのって結構しんどいですよ。
また、フェリーなどの移動にかかる日数も考慮に入れておきましょう。
費用は?
2つのモデルケースで考えます。日数は30日で考えます。
お金があまりない学生パターン
約13万円
少なくともこれくらいは用意しておいたほうが良さそうです。
食費 | 60,000円(2000円×30日) |
---|---|
宿泊費 | 10,000円程度 |
温泉・銭湯など | 9,000円(300円×30日) |
その他諸経費(洗濯など) | 20,000円程度 |
移動費(フェリーの場合) | 25,000円(往復)程度 |
合計 | 124,000円 |
食事はある意味ガソリンなので、どうしてもかかると思います。
宿泊費はキャンプやライダーハウスを使うと考えてこんなもの。
諸経費は洗濯や予定外の出費を考えています。
北海道をしっかり楽しむ社会人パターン
約26万円
これだけあれば、快適な旅ができるのではないでしょうか。
実際ライダーハウスなども使えばもっと安くなると思います。
食費 | 120,000円(4000円×30日) |
---|---|
宿泊費 | 75,000円程度 |
温泉・銭湯など | 9,000円(300円×30日) |
その他諸経費(洗濯など) | 30,000円程度 |
移動費(フェリーの場合) | 25,000円(往復)程度 |
合計 | 259,000円 |
食費は日によって北海道の美味しい海の幸を食べると考えます。
宿泊費は半分キャンプ、半分ゲストハウスや民宿に泊まると考え、大体宿泊費5000円なので、15日分かけて75000円。
かなりザックリとした計算ですが、目安にしてください。
夏の服装は?
8月の札幌市の平均気温は20〜22℃くらいですが、暑いときは普通に暑い。
お盆を超えると気温が下がると言われており、結構肌寒くなります。
おすすめは薄手の長袖インナーにサイクルジャージ
寒いときに羽織るウインドブレーカーは必須、レインウェアで代用可。
足はレーサーパンツで問題なし、寒がりは長いパンツも持っていくといい。
実際、私が走っているときは8月上旬は猛暑でしたが、その後グッと気温が下がって終始長袖のレインウェアを着ていました。
北海道の8月は思ったより涼しいです。
装備、持ち物は?
基本的な自転車旅グッズは「自転車旅に必要な装備品まとめ【キャンプ関連】」と「自転車旅に必要な装備品まとめ【自転車関連】」で紹介しています。
北海道だからこそ持っていかないといけないものは
念のための防寒具
ユニクロのウルトラライトダウンを持っていきましたが、キャンプ泊の朝などに使いました。
その他、北海道だからといって持っていかないといけないものはないと思います。
大体は現地でも買えるので(都市部)。
自転車旅が初めてという方は、下の記事も参考にしてください。
おすすめのゲストハウスやキャンプ場情報
旅の楽しみは移動するだけではありません。
ゲストハウスでの交流やキャンプ場での野営も貴重な体験になるでしょう。
下記に情報をまとめているので、出発前に是非チェックしておきましょう。
おすすめのグルメ情報
北海道にいくなら、北海道グルメは外せないですよね?
私が北海道一周で訪れたオススメの料理屋さんをまとめました。
出発前に是非チェックしていってください。
自転車旅初心者のかたへ
そんな方にむけて、自転車旅のはじめ方についてまとめています。
- 2万円でそろえる自転車旅装備
- 自転車旅につかえる100均グッズ
- 自転車旅の注意点
- 低予算の食事術
- 旅中のリアルな一日の様子
などなどの初心者の細かな疑問について書いてあるので、ぜひ読んでみてください。
北海道一周自転車旅 旅行記まとめ
ここからは、実際に北海道一周自転車旅をした時の様子を短くまとめています。
しっかりした旅行記もあるので、興味のある方は読んでみてください。
1日目 舞鶴〜小樽
23:50に舞鶴から新日本海フェリーに乗り、小樽へ。
料金はツーリストS部屋、自転車込みで20660円。
21時間の船旅。
電波がほとんど入らないので、暇つぶし道具必須。
小樽到着が20:45なので、基本的には小樽で宿泊。
わたしはドーミーイン小樽のカプセルホテルに宿泊。
2019年7月31日
この日の記事はこちら
2日目 小樽〜石狩市浜益区
荷物の重さに慣れないこともありバテ気味。
200m級の山を超え、浜益海浜公園でキャンプ。
利用料金は無料、少し離れたところに温泉あり。
2019年8月1日
移動距離:97.7km
獲得標高:761m
3日目 石狩市浜益区〜羽幌
この日は北海道では珍しい猛暑日。
水分補給、エネルギー補給をこまめに行う。
トンネルが多く、自転車には辛い。
後ろからくるトラックはまるで魔物。
宿泊は羽幌のゲストハウス「吉里吉里」さん。
一泊二食付き5970円。
料理のクオリティーが高くオススメの宿。
2019年8月2日
移動距離:108km
獲得標高:529m
4日目 羽幌〜稚内
THE北海道という道を走る。
風が強く、風力発電も行われている。
向かい風の場合はまさに地獄。
なんせ同じ風景が50kmも続くのだから。
なんどか走りきり、稚内の民宿に宿泊。
2019年8月3日
移動距離:139.8km
獲得標高:581m
5日目 稚内〜浜頓別
日本最北端宗谷岬に到着。
お土産屋さんで到達記念グッズを買うのもオススメ。
宗谷岬から先は補給地点が少ないので注意。
アップダウンの多い道を超え、浜頓別のクッチャロ湖畔キャンプ場で宿泊。
利用料金は200円、すぐ近くに温泉がある。
町中にある「和ごころ ゆめ」という料理屋さんが非常に良かった。
2019年8月4日
移動距離:93.6km
獲得標高:362m
6日目 浜頓別〜紋別
途中に興部町という場所を通る。
おこっぺ牛乳は幻の牛乳と言われ有名。
おこっぺソフトが食べられる店があるので、是非立ち寄って欲しい。
宿泊は紋別セントラルホテル。
2019年8月5日
移動距離:128.3km
獲得標高:628m
7日目 紋別〜佐呂間
走っている途中に突如遊園地が現れる。
時間がある人は軽く見て回るのもいいかもしれない。
サロマ湖はかなりでかい、冬場はジェットスキーができるそうだ。
宿泊はゲストハウス「さろまにあん」。
一泊二食付き5400円。
いい雰囲気のご夫婦が経営されている。
ここもご飯がウマい、オススメ。
2019年8月6日
移動距離:65.8km
獲得標高:444m
8日目 佐呂間〜浜小清水
朝からケータイを落として画面が割れ、気分が曇る笑。
宿の主人おすすめのワッカ原生林へ。
季節によっては多種多様な草花が見られるそうだ。
その後、鉄道線路の跡地にできたサイクリングロードを走り、能取岬(のとろみさき)へ。
網走を超え、浜小清水前浜キャンプ場で宿泊。
利用料は300円。
夜は楽しいキャンプ仲間と酒盛りをした。
2019年8月7日
移動距離:95km
獲得標高:469m
9日目 浜小清水〜羅臼
この日は最大の難所である知床峠を超える。
正直740mも一気に登るのは初めてなので、気合いを入れて登る。
永遠登り続け頂上へ、流石に寒い。
羅臼側へ下山すると熊の湯という有名な温泉あり。
メチャクチャ熱いが温まった。
宿はゲストハウスの「とおまわり」。
一泊二食付き4800円、安い。
ご飯が美味しいと聞いて泊まったが、美味しいわ量多いわで大満足。
2019年8月8日
移動距離:92.7km
獲得標高:988m
10日目 羅臼で雨宿り
熱帯低気圧に変わった台風が直撃するとのことで、もう一泊。
羅臼でしか食べられない黒ハモを食べる。
相変わらず宿のご飯は美味しい、オススメ。
2019年8月9日
移動距離:0km
獲得標高:0m
11日目 羅臼〜厚床
やっと走れる状況になったので、根室に向けて出発。
途中で贅沢にイクラ丼をいただく。
羅臼〜根室の間にいい宿がなく、築拓キャンプ場で野宿。
利用料金が1500円とやたら高い。
受付で買えるソフトクリームはかなりウマい。
2019年8月10日
移動距離:100.9km
獲得標高:566m
12日目 厚床〜根室
根室に到着し、日本最東端の納沙布岬へ到着。
根室にはキャンプ場がないため、道の駅で出会ったおっちゃんは明治公園でキャンプをすると聞いた。
私は宿をとっていたので、民宿で宿泊。
2019年8月11日
移動距離:81.7km
獲得標高:632m
13日目 根室〜釧路
釧路に向けて進みます。
途中にハーゲンダッツに使われる牛乳を生産している浜中町というところがある。
そこの「コープはまなか」ではその牛乳を使ったソフトクリームが食べられるのでできれば立ち寄ろう。
釧路ではご当地グルメの「スパカツ」をいただく、メッチャウマい。
2019年8月12日
移動距離:125.9km
獲得標高:807m
14日目 釧路〜大樹
釧路から大樹町へ。
道中の見どころは少ないです。
晩成温泉というキャンプ場に温泉が隣接したところに宿泊。
温泉への入浴料500円がキャンプ使用料にもなっている。
2019年8月13日
移動距離:110.9km
獲得標高:658m
15日目 大樹〜えりも
襟裳岬に到着しました。
途中寒すぎてカイロを購入、北海道なめてました。
えりも町の民宿に宿泊、ここらへんはあまりキャンプ場がないですね。
2019年8月14日
移動距離:98km
獲得標高:612m
16日目 えりも〜日高
日高昆布で有名な日高町へ。
途中で日本有数の軽種馬産地である新冠町を通ります。
宿泊はペンション中村亭。
2019年8月15日
移動距離:120.5km
獲得標高:628m
17日目 日高〜苫小牧
翌日に台風がくるとの予報だった。
安く連泊できるところを探したところ苫小牧が目的地に。
短いライドだが、早めに到着し明日に備えて食料を買い込み引きこもる。
2019年8月16日
移動距離:45.6km
獲得標高:166m
18日目 苫小牧〜支笏湖往復
思ったより台風の速度が早く、早々に通り過ぎてしまった。
宿泊予約をとっていたので苫小牧で足止め。
せっかくなので支笏湖へサイクリング。
ヒメマス料理を食べることができて満足でした。
2019年8月17日
移動距離:51.7km
獲得標高:337m
19日目 苫小牧〜小樽
日程的に函館を回ることができなさそうなので、小樽へ帰還することに決定。
札幌の町中を抜け、出発の地である小樽へ。
ここまでくれば、後は帰るのみである。
2019年8月18日
移動距離:102.9km
獲得標高:636m
20日目 小樽観光
フェリーは小樽を23:30発なので、それまで小樽を観光。
色々回ってきました。
中でも小樽市総合博物館の鉄道の展示は圧巻でした。
フェリー乗り場近くのスーパー銭湯で時間を潰し、フェリー乗船。
ありがとう北海道。
2019年8月19日
この日の記事はこちら
21日目 小樽〜舞鶴
最後の船旅を楽しみ、遂に舞鶴到着。
長いようで短い旅が終わりました。
次回はしっかり函館のほうもまわりたいですね!
2019年8月20日
この日の記事はこちら
まとめ
以上、自転車で北海道一周のまとめでした!
この他にも、広島、和歌山、鹿児島などに旅行へ行っているので、是非みてください!
それでは!
ナオッキィの北海道情報
自転車旅行前に読みたい
記事を閲覧しましたが
リッチな旅と思えました。